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2011年1月分へ

11.2.28「『真珠たち』」

 火浦功つながりというか酢漬けつながりというか。

 先日買ったコルニッションの中には、ちっちゃいキュウリたちと一緒にマスタードシードと(多分)パールオニオンとなんか枝みたいの(ハーブと思われます)が入っています。
 パールオニオン(仮)って、初めて見ましたが…。火浦氏の小説の中に、バーテンダーがギブソンを注文されて、パールオニオンがないのでラッキョを入れる話がありましたが(笑)、そっかー、これがパールオニオン(仮/だって原材料のとこにもタマネギとしか書いてないんですもの)ね!

 味は普通のタマネギのピクルスでした。

 パールオニオンの写真を探していてラッキョ嫌いな人はギブソンのパールオニオン食べられないというのを見かけました。でもみねはくどいようですがすっぱくてしょっぱいものが大好きなので、ラッキョ嫌いだけどこのコルニッションに入っていたのは食べられます。というかむしろ好き。
 1ビンしか買ってこなかったので、これがなくなったらさびしいこと請け合い、ということで普通のキュウリのピクルス、しばらく作ってなかったけど久々に漬けるか。

 ちなみに、このギブソンのパールオニオンを塩漬けオリーブにすると、マティーニになるそうで。
 先日からスペインに新婚旅行に行っていた従弟夫婦からのお土産の中に、オリーブオイルがありました。オリーブというとイタリア、というイメージですが、そういえば小豆島で売られているお土産のオリーブ関連のお菓子に使われているオリーブの多くがスペイン産です。
 国産オリーブは高価なので、安い土産物には使えないもよう…。小豆島オリーブのオリーブオイルなんて、ちょっと勇気のいるお値段です。地元ですが、買ったことないです^^;
11.2.26「伝説の剣」

 そういえば、みね、「おっとり刀」を探してたんですよね(2005年5月12日の日記より)。

 6年越しで見つけました。
 『死に急ぐ奴らの街(火浦功/徳間デュアルノヴェラ)』の13ページ(めもめも)。
 やっと蔵書から見つけたぜ!
 ………って、すっかり忘れてたので、見てても気付かなかっただけかも。しかしまず火浦氏の著書をあたっていた6年前のみねの野生のカンすごい、と自画自賛。

 ちなみに、いつの日記だったかなんてさらさら覚えてなかったわけですが、「セクレタリー」+「おっとり刀」で検索するとちゃんと出てくるんです。ありがとうググボット。

 さて今日は先日売り切れてたアールグレイが入荷したとのことで、ウキウキとオーガニック店へ。
 賞味期限ないには消費してしまうのは確実なので、2袋買って、以前別のスーパーで買って食感がおもしろかったアイスプラントを売ってたのでそれも買い。

 その後、包装資材の卸屋さんでオクの発送に使うビニール袋を買ったり、造花屋さんで先日久々に段飾りを出したおひなさま用にモモの造花でも買うべえと行ったら売り切れてたりしつつ、郊外のショッピングセンターへ移動。

 この間から猛烈にトマトソースが食べたかったので、お昼にパスタを食べて、ビーズを仕入れ、春物の服を素見し。
 輸入食材のお店で、先日新聞かなにかで見たばかりのコルニッション(小キュウリのピクルス)があったので、粒マスタードとプンパニッケルと一緒に仕入れてきました。
 このコルニッション、キュウリが小さい方が高級なのだそうで、たしかに小さいものの方が高い。「緑のキャビア」と呼ばれているそうですよ。
 帰ってさっそく晩酌のあてにいただきましたが…んま〜!!
 みねはすっぱくてしょっぱいものが大好きなので、見事にツボでした。自分で普通のキュウリで漬けるのだとちょっと柔らかい味になってあれはあれで美味しいのですけど、これはさらに絶妙。自分で漬けるのももっと研究しよ…。
11.2.23「ヴァカンス」

 ………。
 今年、社員旅行あるそうですよ。前回と国は違いますが、またしても南の島に。
 …………。
 ボーナス、出るのかしら…(遠い目)。

 まあ、みねが案じてもしようがない(−−;し、キレイな海で泳げるのはやっぱりうれしいです。今回はパスポートまだあるし、スーツケースもあるし、水着も水に入る時用のハーフパンツもあるので、だいぶ準備はラクですしね。

 というわけで、とりあえず飛行機の中で読む本を妄想中。
 全開いや前回(やっぱり変換は「全開」が一番なおうちMacイブキ嬢)は、『人魚とビスケット(J.M.スコット/創元推理文庫)』と『ベルカ、吠えないのか?(古川日出男/文春文庫)』を持っていきました。行きの飛行機で未読だった『ベルカ〜』を読んで、再読本だった『人魚〜』は先輩に貸し、帰りは交換。一方は第二次世界大戦から脈々と受け継がれ、太平洋をめぐる犬たちの血脈のお話、もう一方はイギリスを舞台にやはり大戦中に起こった事件をめぐる海洋冒険譚&ミステリ。
 どっちも旅行に持っていくのに手頃なサイズと内容で、先輩にも好評でした。

 今回候補は…再読本の第一候補は『グラン・ヴァカンス−廃園の天使(飛浩隆/ハヤカワ文庫)』かなー。でもまた貸してと言われると素直におすすめできない内容なので(笑)、ややソフトな『ラギッド・ガール(飛浩隆/ハヤカワ文庫)』にしようか、それとも無難?に『黒祠の島(小野不由美/祥伝社文庫)』か『スパンキイ(クリストファー・ファウラー/創元推理文庫)』あたり。

 未読本は、今積んであるやつが学術系の単行本しかないので、なんかないかな〜と。まあ出発までには何かあるでしょう(笑)。
11.2.22「ほろほろ」

 会社に持っていっているランチバッグ、去年買ったばっかりなんですが…、早くも中のアルミ?生地が剥がれて、保温に入っているスポンジがぽろっぽろこぼれてきました〜^^;
 最初、お味噌汁に入れるのに袋で買ってバッグに入れてあるとろろ昆布がこぼれたのかと思ってたら…。

 以前は私物やお弁当はデスクやデスクの近くにある給湯室の棚に置いていたのですが、それが禁止になったので、お弁当やレトルトのお味噌汁やスープの素、水筒なんかをまとめて食堂に置いておくのに、大きめのを使っていたのです。

 直して使えないかと思って見てみたのですが、無理そう。いっそ中の生地は全部剥がして、買い物用のエコバッグとして使うか。
11.2.14「しろい…」

 朝の予報では雨だったのですが、昼前から本格的に雪が降り始め、3時を過ぎる頃には会社の周りが見たこともない雪景色&会社から見える国道は大渋滞。
 ええ、チェーンやスタッドレスタイヤなんて持ってませんよ。
 特に雪が積もりやすい地区や、山越えルートで通勤している人から順次帰宅することになり、みねも5時過ぎ(定時は5時45分)に帰宅しました。

 雪景色はきれいですが、昨日だったら良かったのに〜。写真撮りまくるのに!

 常ならぬ時間に帰宅したみねを見て、ロペはぴょんぴょんはねて大喜び。ぴとっとくっついて甘ったれてきます。
 じーちゃんは雪見をしながらも車で通勤するみねを心配していたようで、3時頃から「大丈夫か」「まだ帰ってこんのか」とみね父母に言っていたそうで。じーちゃん、国道はびしょびしょだったけど大丈夫だったよ…。
 むしろ、日に数台しか車が通らないみね宅の前の細道とアスファルト舗装してある庭の方が危険。ハンドルを切ると抵抗が全くありません^^;
 明日の朝どうなってるか分からないので、近隣の工場への通勤車両がたくさん通って道ができやすい道に面したみね家工場(みね父母は町工場を営んでおります)の車庫に入れておくことにしました。
 凍ってないにこしたことはないのですが…、どうでしょうね、気温はそんなに低くないと思うけど。
11.2.13「カスタードクリーム」

 一応スヌード一段落。まだスチームかけてないけどこんな編み地。うねうねです。

 上下の端に色違いの部分をつけようと思って編み始めたので細めの幅なんですが、ウールなんでこれでも2重巻きすると十分あったかくてボリュームがあるし、重みもあるんですよね。最近化繊混の軽いものばかりしてたからよけい重く感じる^^;
 どうしようかな…。
11.2.12「耳に残るは君の歌声」

 まだ冬ごもり中。スヌード(まだ輪になってない)はなんとか1m超え。

 作業用BGMに、笑々のプロのニッターさんの「作業用BGM」でボーカロイドの曲を歌ってみたを聴いてます。ボカロ曲ってみね、声がプツプツ切れてる感じがしてあまり聴き心地が良くないというか、それほど魅力に感じなかったのですけど、ちゃんと人が歌ってるの聴くと聴いてられますね。
 笑々独自の流行の曲調というか、ノリがよく、しかも焦燥感のあるメロディと独特のテンポが確かに編み物向き。すごい集中できます。

 ちょっと息抜きにその「歌ってみた」の中で気になったのど飴氏のを色々聴いてみたんですが、いいな〜。
 みね、こういうアジアンの男性にたまにいる、ほとんどアルトの音域のつやのあるハイトーン・テナーの声のロックが大好きで"ロミオとシンデレラ"がもろにツボでした。最近のものはパソコンで聴くくらいなら十二分の歌唱力。
 "星間飛行"って男声でファルセットなしでも歌えるもんなんですねー。"ライオン"はちょっと苦しそうですが^^;
 しばらくリピート再生決定です。
11.2.11「冬ごもり」

 …………。
 今日って、ボー久オーナーズ感謝祭の「東京湾クルーズ」じゃなかったっけ。
 ………………吹雪のクルーズかあ^^;
 ……………ぶるっ。
 見ようによれば貴重な経験?ですな。参加された方、おつかれさまです。

 みねは春の味覚を味わいつつ冬ごもり。
 押し入れから毛糸、廊下のキャビネットから昭和40年代発行とかのみね母の古い編み物本をホリホリしてきたので、横目に眺めつつスヌードを編み中。この間買った毛糸はまだとっておいてます^^;あれは来冬用(笑)。
 昔、みね母は家庭用の編み機を持っていて、凝った模様のセーターとかを編んでもらった覚えがありますが、編み機の部屋はみねやみね妹は編んでる間立ち入り禁止でしたな(笑)。「鶴の恩返し」みたい。
 ホリホリしてきた本の中にも、編み機用の編み図がたくさん載っています。
 今でも家庭用編み機って製造されてるのかな〜と思ってみて見たら、やっぱり売ってはいるんですね。かなりいいお値段ですが。でもあんなんでもなきゃニットのロングドレスとかコートとかオールインワンなんて、完成する前に冬が終わってしまいますがな。

 ちょっと前にとても毛足の長いモヘアでやっぱりケーブルもようを編んだ帽子を見て、編み物教室に通ったこともある みね母に「なわ模様がきれいにできとる」とほめられました^^モヘアは編み目の粗があまり目立ちませんから〜(笑)。
 今編んでるスヌードもケーブルもようですが、ケーブル編みって見た目ほどむずかしいことはしてないんですよね…。立体的に見えるから凝って見える、おトク感があります。
 ただし、みねは編み図は大体わかるものの編み棒の持ち方は我流、未だに棒にかける作り目すらもできない野良アマニッター(棒針編みは昨冬できるようになったばかり)なので、多分ちゃんと習ったことのある人から見ると「!?」ていうような編み方をしていると思います。  
11.2.10「早春の味覚」

サーバンツドミネンス&ホタテ小屋の拍手ぱちぽちありがとうございます!

 早春の味覚というと人によりいろいろだと思いますが、みねにとっては茎わかめの煮付け。佃煮まではいかない、濃いめの味付けの茎わかめです。

 今年も茎わかめがスーパーの鮮魚売り場の片隅に出始めていたので、地元漁港のものを選んで買いました。
 とにかく安い、キロ100円とかの単位ですが、大量すぎて刻むのが大変…^^;
 30分以上かかって刻んで、酒と醤油と砂糖で1時間ほどコトコト煮込んで、一晩置いて味をなじませて完成です。台所は只今磯の香りが充満しております。

 ところで、ボランティア関連で戦時中の代用品のことをちょこっと勉強したときに「海藻を塩水(海水)で煮て醤油の代用にした」ってのがあって、どんなものだろうと思ったのですが…茎わかめじゃだめかしら?と、なべいっぱいの煮付けを前にちょっと思いました。

 大好きなものだけど、さすがにあの量食べるのは大変だ…。当分、晩酌の肴は小鉢に山盛りの茎わかめです。  
11.2.7「漫画のお引っ越し中。」

 百均で、本をまとめて入れておけるケースを買って、本棚の本を整理中。
 完結しているコミックスはどうせまとめ読みするので、1つのケースにまとめて入れておいた方が便利。
 ただ、この百均のケース、新書で20冊程度はいります、というやつと大判コミックス用というのを買ったのですが、新書の方はジャンプやサンデーコミックスだと15冊くらい、無理やり入れる方向を変えても18冊くらいしか入りません。 
 あでも『TWINSIGNAL(大清水さち/ガンガンコミックス)』は19冊並べて入ったな…紙質の違い?

 とりあえず『幽遊白書(冨樫義博/ジャンプコミックス)』と『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所(西義之/ジャンプコミックス)』をつめて、ムヒョロジの入ってたところにはいままで本棚のあちこちのすき間に突っ込んでいってた^^;『月光条例(藤田和日郎/サンデーコミックス)』を並べて、後はどうしようかなーと思案中。
 ボリュームから言うと『三番町萩原屋の美人(西炯子/ウィングスコミックス)』あたりですかね。空いたところに『大奥(よしながふみ/白泉社)』が入るかな。

 しかし20巻以上あるシリーズというのがこれには入らないのですな…。
 意外と20巻以上あるのって4つしかないんですが、それでも100冊を超えるわけで。しかもそのうちの1つは文庫化されてるけど収録されてない話も多くて乗り換えられない…。『三番町〜』もそうです^^;『鋼の錬金術師(荒川弘/ガンガンコミックス)』とかは早く文庫化してほしいな〜。
 昨日出先で『幽遊白書』の文庫版を見て一瞬悩みましたが、どっちかというと愛蔵版の方が欲しいくらいなので、やめ(笑)。  
11.2.6「可可茶」

 サーバンツドミネンス&ホタテ小屋の拍手ぱちぽちありがとうございます^^

 前回は省略して書いちゃったけど(まず「全開」がでてくるイブキ嬢のことえりよ…)『まおゆう 魔王勇者1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(橙乃ままれ/エンターブレイン)』を昨夜読み終わり、昨日届いたばかりの『まおゆう 魔王勇者2忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀』にかかりました〜。
 1巻の終盤近くまでのかなりの部分は牧場物語というか(笑)、やや牧歌的なかんじ?でそれもほのぼの面白かったのですが、風雲急を告げに告げ、政略軍略思惑いりみだれる1巻終盤から2巻までが…リアルタイムで読んでた人(もとはにちゃんだったそうです)、相当じりじりしたことでしょう!

 物語のある光景として、夜ベッドに入った子供に本を読み聞かせるとか、口伝えの物語として手すさびの合間に耳を傾けるとかというのがありますが、次が聞きたくてたまらない、早く早く!というのの中に、「ネットで誰かがリアルタイムで繰り広げる物語に人々が読みふける」というのがひとつ、加わりましたね〜。

 さて、今日はそんな2巻が気になりつつも高松へお買い物。先月23日の日記に書いたアールグレイ、ついに最後のひとさじで入れたお茶を水筒につめていってきました。
 目的はそのアールグレイと手芸店のセール。
 高松に近づくにつれて長くなる信号待ちの合間に『まおゆう』読みつつ^^;

 目的のアールグレイはオーガニック店で売り切れてたので、かわりにブラックココアを購入。これも『まおゆう』の中に「可可茶」として出てきて飲みたくなったのですが、家には砂糖の入ったミルクココアの素しかなかったので…^^;みねは紅茶もコーヒーも砂糖を入れませんが、ココアもチョコの香りさえすれば砂糖が入ってない方が好きです。

 手芸店のセールではお菓子みたいな色のファンシーヤーンがあまりにもかわいく、しかも生産終了の投げ売りからさらに会員割引だったので思わず大量に買ってしまいました。自分で身につけるものを作ろうとは思いませんが、これで編んでみたい!と。マフラーでも編んで、誰かにあげるかオクで売ります(笑)。自分用にはセーターに挑戦しようとやっぱり投げ売りの毛糸を。
 しかし毛糸って高いなあ…。セーターなんて編もうと思ったら、手間と毛糸代を考えれば買った方が…と思わなくもない^^;手編みの凝ったものが高いのは全く道理ですな。

 さらにみね妹の勤めるセレクトショップ(今日は妹はお休み)のセールでシフォンのブラウスを買って、百均でひとめぼれした馬柄のおにぎりケースを買って、スーパーでロペさんのごはん用の肉を買って、大荷物で帰ってきました。

 ご飯の後早速、ブラックココアをガラスのコーヒーカップでいただきました。
 牛乳も使わず淹れると、なるほど「お茶」って感じです。オーガニックのものって普通のより美味しいことも多くて、ちょっと高いくらいならついつい試しに買ってはまってしまうのが、これは森永とかのと味の違いが分かりませなんだ…(笑)。
 ガラスの器に入れると、お湯の中を粉がもやもやと動いて見入ってしまいます。これ、いいな。次もガラスのカップで飲もう。  


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