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風のようなりりしさで 夢を生きた

ああ キミをさらえキャラバン

空に遠く 幽玄(まぼろし)の国めざせば

キミは咲く たった今 無限の花として

(平沢進アルバム「Sim City」より"Caravan")




 この曲を聴くと「ファイナルファンタジー6」のダリルを思い出します。
 みねが今でも大尊敬している同人サークルさんで、この「FF6」のセッツァーとダリルを世界でただ二人きりの飛空艇乗りとして、互いに競い合い高めあうライバルに描いた作品をシリーズで長いこと出してらした方がいらして。もう、すべてがツボというか大ファンです。あのセッツァー&ダリルがみねの中で公式設定だ!てなくらいに(笑)。
 そこで描かれるダリルは、美人で誇り高くて、空を愛し夢に生きる、ものすごくステキな女性でした。大人の男女の友情もカッコよかった^^

 この歌は、平沢氏の音楽の中でもみねがもっとも好きな一曲です。おだやかな風の中、のびやかに翼を広げ空を行く鳥を想起させる美しいメロディーと、この歌詞が空に生き空に散ったダリルの生き方を思い出させるのです。


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