00 11/11
空虚には気高き雨を招く

段取りの図柄の噂をたてて

マントラで駆ける竜の毛並みをとき

タイフーンで迎えが来るまで
平沢進アルバム「賢者のプロペラ」
より "作業(愚者の薔薇園)"

 ワーイ、やっと描けた、「プロペラ」絵。

 人物よりも背景(というか前景というか)に悩んだ一枚。ほんとうは最初は題名からケミカル・ガーデンのイメージで、色付きの雲みたいなものを描き入れる予定だったのに^^;
 しかも資料がなくて印度更紗でもジャワ更紗ですらもなく、バティック柄です。というかむしろ和更紗?人物も完全にインド風と言うのではないので、そんなにもは違和感ないと思いますが。

 ゆっくりと形を変えながら流れる、ばら色の雲か霧のような、あたたかみと軽やかさの感じられるキレイな曲です。この曲の前に入っている"達人の山"と、後に入っている"ロタティオン(LOTUS-2)"の凛々しく厳しい感じとの落差が対照的。              



[Favarite songs]インデックスへ