![]() キミよ 世界が胸を刺す時 叫べよ 麗しのその名 セイレーン セイレーン セイレーン セイレーン |
平沢進アルバム「SIREN」より、「Siren*セイレーン*」。 リフレインのとてもとても美しい曲。歌と言うよりも、音として耳と心の奥底をゆるがす響き。自分も音楽に感動して泣けることがあるんだなーと初めて知った曲です。 こういう、人間の声の歌にスルリと高音のバイオリン(この曲では電子音ですが)のメロディーがからむ歌に、みねはとても弱いです。大好き。 この曲を聴くと、吹き付ける風と朝霧に長い髪をなびかせ、白い断崖の上に立つセイレーンの姿が目に浮かびます。 限りなく無彩色に近い景色の中、彼女はゆっくりと翼を広げて霧の中へと身を投げ、姿を消します。 しかし「セイレーン」って、なんとも美しい響きの名前のモンスターですね。 |