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2008年2月分へ

08.3.15「さくら」

 ショップ、新作が仕上がらなかった……。
 今こそ盛大に使え!! orz ってやつを!!!
 だいたい、「あれとあれを使って作ればいーや」と思って材料があるつもりで作りはじめると、やっぱりそれだけでは物足りなかったり、あまつさえあれではダメなことが分かったり、そうすると週末まで買い出しができないので仕上がらないと言う。2週間前にはほぼできてないといけないということですね^^;
 そして、家にあるビーズやパーツを消費しようと思って作り始めても、家にあるやつだけではできないこと多し。

 ということで、新作は明日買い出しに行って、仕上げて、20日に撮影・アップします。春らしく、桜色のビーズを使ったネックレスを2点の予定。

 そして本日のがゆんだむ:
 夕方ロペの散歩から帰ってきたら6:20くらいで、先週の録画してまだ見てないから最後の方を流し見てたら…………ロックオン…………!えええええええ!!!
 でも皆が泣いてちょっとみね的にはおいしい回 で し た (ひどい)。最近お話がどんどん殺伐としてくる中、なんか人間関係が改善されて微笑ましかったのですが…。
08.3.14「レモン」

 ロペ日記。
 最近気がついた、ロペさん、みねに叱られている時は本当に文字どおり目の色が変わる…!

 ほんのわずかな差なのですが、いつもはどっちかというと赤味よりのヘイゼルの目が、叱られている時はレモンの身のような青っぽい薄黄色になって、黒目のふちの色の濃いところは緑色になります。恐怖で血の気が失せているのかしら…(笑)。
 『小説エマ(久美沙織/ファミ通文庫)』でウィリアムの目の色が感情によって変化するという描写があったけど、本当にそんなこと、あるんですね〜。
 ちなみに、みねが叱るとその目で神妙な顔をしてじっとみねを見てますが、みね母が叱ると「う〜、うにゃわんわおんあふん」と文句を言うそうです(笑)。

 さて先日、kasisさまに「オタク!バトン!」をいただきました〜。
 みね……、かなり色んなところを通ってきたので、まとめてたら妙に時間がかかってしまいました…(笑)。

■何オタクですか?
 え〜と、なんでしょう?ゲームもマンガもアニメも小説もいろいろうねうね通ってきましたが…、一般的な同年代の社会人の平均よりは見てるし知ってると思います。そしてミネラリストでさらに近年人形にすっころぶという。
 回してくださったkasisさま同様、オタクというとこう…なんか身も心も捧げたかんじ(笑)というイメージなので、そういう情熱があるかというと微妙です。
 あ、そういやみねは(ぬるいけど)水木しげる・妖怪・神話スキーでアーサリアン!でもぬるいですよ!!

■一月につぎ込む金額はどのぐらいですか。
 今「グレンラガン」のDVD買ってるので、その他の本とか薄い本(笑)とか含めると7〜8千円くらいでしょーか。普段は5千円以下かと。春と秋には石好きの血が騒ぎ、もう少し上がります(笑)。

■今注目してるジャンルを教えてください。
 ここ最近テレビシリーズに映画と話題の増えた水木しげる関連、近いところでは去年大ハマリしてさらに今年映画化という「グレンラガン」、ってこれジャンルっていうか作品名。

■ついでに過去のジャンル遍歴を教えてください
 …ものすごい広範囲になる気が……………^^;
 小学校高学年の頃アニメ誌を買い始め、当時のお目当ては「魔神英雄伝ワタル」と「魔動王グランゾート」.。そしてよく特集されていた『ロードス島戦記』のOVA版の絵に惹かれて、今で言うところのライトノベルを読み始めました。

 中学生で同人誌なるものがあることを初めて知りました。買ったり読んだりしてた(る)のは、『悪魔くん』、「大神」、『陽炎ノスタルジア』、「仮面ライダー龍騎」、「グレンラガン」、「ドラゴンクエスト4」、「伝説のオウガバトル」、「ファイナルファンタジー6」、「プリンセスチュチュ」、「ロマンシングサ・ガ(初作&2)」。
 自分で出したことがあるのは北欧神話ベースの半オリジナルが1冊、FF6の3人誌が1冊、ゲストではブレスオブファイアやその他ゲーム関連、セーラームーンもあったな…。高校〜大学時代はオリジナル中心のイラストサークルに参加したりしてました。ゲストともまた違いますが、先日K様の『鋼の錬金術師』本のタイトルデザインをさせていただいたりも。
 買った冊数で言うと龍騎が一番多いでしょうか。好きだったサークルさんが皆さんコンスタントに本を出されるところだったので〜。次がグレン、その次がFF6。FF6は1つのサークルさんのものを数年間買い続けていました。

 ファンサイトさんをよく見てた(る)のは、X-MEN、「大神」、『陽炎ノスタルジア』、「仮面ライダー龍騎」、「グレンラガン」、「幻想水滸伝(主に2/しかしみねは初作しかやったことがない)」、クレヨン王国関連、「少女革命ウテナ」、「ゼノギアス」、「ゼルダの伝説」、「ゾイド0」、「デジタルモンスター(初作、02、テイマーズ)」、『NARUTO』、『ヒカルの碁』、『鋼の錬金術師』、ハリポタ、「プリンセスチュチュ」、「ブレスオブファイア(全作)」、水木しげる関連、「遊戯王デュエルモンスターズ」、LOR、『ONEPIECE』。あと、ドールサイトさん。

 今まで「セクレタリー」で触れもしてないようなのをこそっと混ぜてみたり(笑)。あ、別サイトとかは持ってませんので(笑)。

■カラオケで必ず歌う曲といえば?
 包み隠さなくて良いメンバー(笑)なら、「風の谷のナウシカ」

■ホイミ派? ケアル派?
 リリフ!というジャブはおいといて、4コママンガ劇場で慣れ親しんだホイミか、ずっと前述の同人誌を買い続けていたケアルか、悩むところです…。

■あなたのファッションの傾向を教えてください。
 普段は私服の会社でスカート禁止なので、ややボディフィットのトップス+はおりものにジーンズ。濃いめの色柄ものと黒が多いですな。
 大体セレクトショップかフェリシモで買い物をするので、ノーブランド傾向ですが、デパートや商店街などで目が行くのはZucca、コムサ、ジェームズコヴィエロ、H.A.Kなど。

■最後に
 大ハマリしてる(た)ものとジャンル遍歴があまり重ならないので、ちょっと不思議です。ハマってたかとそのジャンルのオタクだったかというのは必ずしもイコールではないですよね〜。
 格闘ゲームとか、みね自身はほとんどやらないけど友達に4コマアンソロジー(?)を借りて読んだりしてたので、ネタやキャラクターは知ってるとかありますし。
08.3.12「がしょ〜ん・2」

 祝「グレンラガン」映画化!!
 って、えーーーーーっ?
 う〜ん、いやどう言えば良いのか…(笑)。嬉しいのですが、見に行かねばならないのかしら私は(笑)。しかも今秋ですよ、結構すぐですよ。

 映画化と言えば、『デトロイト・メタル・シティ(若杉公徳/白泉社)』の映画版情報を今朝のニュースでやってたのですが、社長は誰がやるのかしら!とものすごーく気になっておりました(笑)。沢口靖子氏とか、天海祐希氏とか美人のコメディエンヌがいいな〜とボンヤリ思っていたので、実際のキャスト松雪泰子氏もいいんでは!と楽しみです。
 そして松山氏のカメレオンっぷりがまた…。
08.3.10「がしょ〜ん」

 人形関係のオクを流し見ていたら、(『鋼の錬金術師』の)エドワードの機械鎧に似せてカスタムしたボディが出品されていて、おお〜と見入ってしまいました。かなりのハイクオリティかと。
 まだ入札はないようでしたが、顔がついたとこ見てみたいなあ〜。
 でもなんだかエドというよりエヴァと思ってしまったのは、ちょっと細身だからでしょーか。

 昨日、『百鬼夜行抄』の文庫版8巻を買って、読んで、「ええっ、お話が続いてるよ!」と今日会社帰りに9巻を買いに走ってしまいました(笑)。
 『百鬼〜』で印象に残る話が多いのは、再読回数が多いせいもあって(文庫版の)1〜3巻あたりなのですが、律が大学生になってからは割と能動的な話が増えてそれも楽しいです。
 そして「雨降って地に流るる」で泣くシーンが直視できないくらい好きです(大笑)(←みねはフィクションの「人(に限らず)が泣くシーン」に弱い)。いやウソですものすごいそこだけ見てしまいます(笑)。泣く場面好きだけどこんなにツボにはまることはめったにないです…。
 本当は『チキタ☆GUGU(TONO/眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)』最終巻を探していたのですが、なかったですね〜。今日も会社の近くの小さい書店だったので当然というか、見当たらず。
 昨日のラインナップで『チキタ〜』を買えていたら、3冊ともちょっと不思議話のマンガばかりでしたわ…。
08.3.9「クマさん」

 サーバンツドミネンス&ホタテ小屋の拍手ぱちぽちありがとうございます!

 友達と映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を見てきました。
 ちょっとレトロな現代風とファンタジーとクラシカルヨーロピアン(?)の混ざった世界がすごく良かったです。お話は…ものすごく続いていてちょっと駆け足感がありましたが、とにかく映像が綺麗で素敵でした。動物と人間が入り乱れ、魔女たちが飛びまわる戦闘シーンは圧巻。
 ダイモン=魂というのは動物=アニマルという言葉つながりでアニマとアニムスを思い出してしまいます。しゃべるダイモンとしゃべらないの差はなんだろう…。原作読んだことないのですが、その辺の設定が気になりました。

 本編が終わって、そろそろと出て行く人がいる中、みねたちの斜後ろに座っていた中年の男女の、女性の方が「ニコール・Kッドマンが…」と小さい声で男性に話していたのですが、男性の方、「えっ、あれニコール・Kッドマン?!」と驚いておられ。
 いやどこからどう見てもニコールだったと思うのですが………(笑)。『めぐりあう時間たち』しか見たことないとか…?(みねだって他の出演作まともに見たことないけど)。

 映画の後、例によって(笑)シネコンにくっついてるショッピングモールの手芸屋さんで友達は粘土など、みねはコーティング紐を購入。別のモールに移動して、遅めのお昼をいただき、ここでもビーズショップでビーズと、みねは外国製ポテチ、それから『コランタン号の航海 水底の子供(山田睦月/ウィングスコミックス)』2巻と『百鬼夜行抄(今市子/ソノラマコミック文庫)』8巻を購入して、帰ってきました〜。
 友達に『DEATH NOTE』の9巻を借りたのですが、読み出すと長くなりそうなので、取りあえず『コランタン〜』→『百鬼〜』と読了。
 『コランタン〜』は最後に参考書籍みたいなコーナーがあったのですが、やっぱり入ってたマスコマ原作!(笑)。丸っきりそんな感じ(もしくはみね的には『真昼のゆうれい(シド・フライシュマン/てのり文庫)』こっちは海賊だけど)で読んでたので〜(笑)。しかしなんか良い意味(?)で上質のオリジナルストーリー同人誌を読んでるような気持ちになりますよこのマンガ。
08.3.7「あと1個!」

 「サーバンツ〜」のアクセサリーショップ(人形用)を開く前に、景気付け(笑)にオークションに出品するものを作っていてやっと手がノッてきたところで、ビーズが1個足りないという事態に…(TT;がああ〜〜ん。
 ビーズを入れてあるタッパーの中やら小分けしてる袋やら探しまくったのですが、そういえばこれ、あんまり入り数多くないお店で買ったから数少ないんでした…。明後日お出かけなので、その時に買い足して仕上げます。
 せっかくだからもう1つ何か作ろうかな〜と思いつつも、ショップ用のネタをつぶしそうで悩み中。

 いつも夕方帰宅するとロペがいそいそと寄ってきます。
 帰るといつもオヤツをあげてるからですが(笑)、食べ終わって「もうナイ、おしまい!」と言うと、今度はボールをくわえてきてしばらく遊びます。
 今週は久々に残業多かったのですが、帰ってロペにオヤツをやると、ロペさん、「じゃっ、ロペは忙しいのでこれで!」とスッタカ去ってゆき、塀から近所の畑で猫が喧嘩したりしてるのをかぶりつきで見物…^^;

 猫たちが騒ぎ、つられてか、そういう季節なのか、近所の犬たちもなんだかざわざわしています。
 ムクやリュウは去勢手術をしていなかったので、シーズンの度に食欲がなくなったり、夜吠えたりしていましたが、避妊手術を受けたロペにそんなざわざわは関係ないのかと思っていたら、そうではないんですね。
 みねには聞こえない、何か遠くの音にぴいんと耳をすませて時々「わんっ、」と吠えたり、ひゅうっと鼻を鳴らしてもどかしそうに足踏みしたり、避妊手術をしてないワンコのような明確なものではないでしょうけど、やっぱり何か心がざわめくようです。
08.3.3「ターシャ」

 みねの短い通勤の道のりで、時折見かけるおばあさんがいます。
 幹線道路沿いに小さな畑を作っていて、手入れを終えて帰るようすだったり、そこから花を切ったりしたのを抱えて道を渡ったりしています。おうちの若い人のお古なのか、たまに妙に若いジャンパーやジャージ姿だったりしますが(笑)、いつも長い布はくの前掛けに、寒い日には毛糸のショールを頭からかぶったりして歩いています。

 その姿を見て、ひそかに「ターシャ」と心の中で呼んでいたのですが(笑)、名前も、おうちがどこかももちろん知りません。
 いつも歩きですし、そんなところに畑があるくらいだから遠くはないのでしょうけども。

 数日前、道を渡った「ターシャ」が、幹線道路から細い路地に入ってすぐのところにあるおうちに入って行くのをついに目撃。
 いや、畑の帰りに知り合いのところへ寄っただけかも知れませんが…。
 でも、そのおうちはちょっと古くていかにも「昭和の日本の家」という感じなのですが、古い家に見られるほころびと言うか、傾いたりたわんだりしたところのないぴしりとした家で、庭もいつも綺麗に片付けられています。
 今の時期、門のない庭の入り口には大きな紅梅がピンクの花盛りで、そこに「ターシャ」が入って行く姿はとてもしっくりきていて、なんかすごく納得してしまいました。
08.3.2「雛祭り(宵)」

 サーバンツドミネンス&ホタテ小屋の拍手ぱちぽちありがとうございます!
v  午前中、家の掃除してエルダと狼姉さんの写真を撮って(ボディ共用なので別々に)、午後から地元で開催されている雛祭りイベントを見物に行ってきました。

 みね母の運転で、おばも一緒に行ったのですが、幹線道路は渋滞、用意されている駐車場はどこもいっぱい、でなかなか盛況でした〜^^;近くの友達に電話したら快諾してくれたので、そこん家に駐車させてもらいました。

 ひな祭りイベントは、ルート沿いの一般のおうちが持っているお雛様をお客さんに見てもらえるように道に面した部屋に飾ってあるというもの。
 昔(みねが子供の頃もまだやってた)、その辺りでは初雛の節句に雛飾りをお披露目して、見に来た人にお菓子をふるまう風習があり、今でこそお内裏様だけというようなシンプルなものも増えましたが、みねの同級生のおうちでも姉妹それぞれに1つずつの段飾りなど、とても豪華です。昔からのおうちには江戸時代のお雛様が残っていたり、本当に小学生の身長くらいあるような大きな市松人形が何体も並んでいたりします。
 古着物を仕立て直した華やかな衣装の市松人形をたくさん並べたそのおうちには人だかりが、去年は見かけなかったけど外国人の観光客の方もおられましたよ〜。

  久々に自分で運転しないので、話をしながらずっと窓の外を見ていたら、大人が跳び越せるほどの小さな川の河口に、見たことのない鳥がいるのが目に留まりました。
 背中は少し灰色っぽい青で、胸がオレンジ色、身体の大きさは鳩より少し小さいくらい。
 そんな大きな青い鳥を見るのは初めてでした。
 帰ってから調べてみたら、イソヒヨドリという種類だったようです。真剣な顔つきで水面を覗き込んでいました。イヤ、真剣でない顔の鳥って見たことないですけどね(笑)。

 帰って、朝撮った写真をせっせとレタッチ&選別。これが中々終わらない〜。
 そのうちの1枚、昨日買った木彫りのコウモリとエルダ(人形写真なのでニガ手な方はご注意を)。
 ドールサイトさんで、時々設定が吸血鬼のお人形を見かけますが、エルフ耳でパールホワイトのウィッグのエルダでやってみたらどうかしらと思ってやってみたら、これは………なかなか楽しい(笑)。
 緑の目のヴァンパイアもないだろうという気がしますが^^;
 コウモリちゃんは逆側から見た方がかわいいのですが、それはまた後日。
08.3.1「フィギュア」

 サンメッセ香川で開催されている骨董市に行ってきました。
 特に何かを買おう!と思ったのではないですが(買えるお値段でない可能性大^^;)、時期的に面白いお雛さまとか見られたら良いな〜とプラプラと。

 まあでも、なにかお手頃価格のものに一目惚れした時の場合に少しお金を下ろしておこう、と途中にあるスーパーのATMに寄りました。
 用事をすませて、車に戻りエンジンをかけようとすると…、アレ?かかりません。
 クラッチもPになってるし、ハンドルロックでもないし…、ば、バッテリ−…ですか……?
 ということで、初めてJ○Fのお世話になりました………。
 みねの愛車●はミッドシップエンジンで、ボンネットをあけると中には工具入れ(カラだけど)とスペアタイアがばーんと入っており、周りにウォッシャー液などのタンクと、それからバッテリーがすき間を埋めるようにしてついています。
 なので、バッテリーを交換するには工具入れとスペアタイアをまず取り外して、がっちりとボンネットの内側に留め付けられている固定具を外してからになり、J○Fのスタッフさんも手間取っておりました。
 J○Fで交換してもらったらバッテリー代金だけで技術料とかはかからないので、安くあがったかも、と思っておくことにします(笑)。

 そんなアクシデントがありつつ、なんとか骨董市にたどり着きました。
 骨董市、というものの、現代の工芸家具や輸入工芸品、飾り石などのお店もあり、品物は本当に色々です。
 そしてお客さんの年齢層が圧倒的に高い(笑)!都会の大きな骨董市では若い人も結構見かけますが、今日みねはベビーカーに乗った赤ちゃんをのぞけば最年少の部類に入る客だったと思います。あちこちのブースで先輩方(お客さん)に「あなたそれは(もののわりに)高いからよしなさい」とか「あそこのおっちゃん(店主さん)にウインクしたら安うしてもらえるでー」とか大変可愛がっていただきました(笑)。
 東南アジアからの輸入工芸品のお店で、銀線細工の葉をキラキラと繁らせた木に見とれたり、いきいきと今にも動きだしそうな十二支の動物が彫られた見上げるような木彫の置き物を眺め、飾り石や自在鉤と色んなものがおいてあるお店で、どうやって運び込んだのかと思うくらい巨大な石のカエルにビックリしたり、オーソドックスな(?)日本の骨董品を扱うお店で家具の精巧なミニチュアの形になっている香合を見たりしました。

 色々な形の古い鍵を小さな引き出しにたくさん入れて売っているお店で、かわいい形の小さな鍵が10本ほど紐に通された鍵束を眺めていたら、接客をしていたおばあちゃんに「どれが欲しいの?」と声をかけられ、「え〜と、1束欲しいんですけど、値段によりマス…^^;」と答えると、「1本100円くらいかなあ、お父さん!」とおばあちゃん、奥にいた少し耳が遠いらしきおじいちゃんの店主さんを呼びました。
 「これ、あちらの方が1束欲しいんやって」とおばあちゃんが鍵束を店主さんに見せて言うと、店主さん、「これは1本ずつ売るんで、小さいのは1本1000円や」と一気に10倍に^^;
 そしてみねに、「こういう鍵は、鍵穴があっても鍵がない箱とか戸棚とかに合う鍵を探して買いに来る人がいるんです。なかなか鍵だけと言うのもないから、私も長いことかけてこれだけ集めたんです」と説明してくれました。
 横でおばあちゃんは、みねが着けていたアンティークの懐中時計のネジと飾りを付けた環をネックレスに仕立てたものを見て、「この方こういうのお好きなんだから売ってさしあげたら?」とおっしゃってましたが(笑)。

 そういえば、他のお店でみねが店主さんと話をしながら鍵を見ていた時に、横で見ていたおじさんが「この鍵、船金庫に使えんかなあ」とおっしゃってました。
 そこの店主さんも、「うーん、船金庫は難しいなあ、多分もっと大きい鍵ですよ」と受け答えをしていて、その時はちょっと「?」という会話だったのですが、納得。

 以前オクで、ショップや出品用のアクセサリーの材料に古鍵を探したことがあるのですが、なんでこんな鍵だけで飾って楽しむくらいしか使えないようなものがこんなにするんだろうと思ったくらい、それなりのお値段だったのですが、こういう使い方があるのですね。

 もともと鍵をかけてない状態で鍵がなくなったものならいい(?)ですが、鍵がかかった状態で鍵が失われた戸棚とか、古い箱とかが人の手を渡っていくとしたら…、そして中身が入っていたとしたら…、そんな箱を持った人がそれに合う鍵を探しに来るなんて、なんか文字書きの方なら1本お話ができそうなロマンですな。ここを読まれた文字書きの方、ネタにしてくださってかまいませんので!(笑)。
 結局、お話を聞いてちょっと申し訳ない感じがしたものの、鍵の山の中で1つだけ、古い黄ばんだ紐で青緑色の半透明なガラス玉を1つ繋いだものがどうしても気になって購入。
 3センチほどのサイズやハートっぽい形の形抜きといい、いかにも「ご婦人の戸棚の鍵」という雰囲気でかわいいです。

 その他、別のお店でこれも東南アジアの工芸品、掌に収まるほどの小さな木彫りのコウモリを買いました。先日のコウモリちゃんよりひとまわり小さいですが、手に乗せたところがソックリで気に入ってしまいました(笑)。ケシ粒のようなガラス玉の目が少し横目になった表情がとてもかわいいです。
 見られたら良いなあ…と思っていたお雛さまは、直前すぎたせいかあまり見当たらず〜。それでもなかなか堪能して帰ってきました(今日の日記すごく長い^^;)。


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